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【英語】使役動詞とは?

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学習Q&A 英語
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使役動詞とは?

使役しえき動詞とは、ある人に何かの行為をさせることを表す動詞です。「~させる」「~してもらう」などと訳されることが多いです。英語には主に次の4つがあります。

make / have / let / get

全体的に「~させる」「~してもらう」という意味ですが、それぞれに微妙なニュアンスの違いがあります。

それぞれの動詞には、使役の意味で用いられる「~させる」以外の意味があります。「make(作る)」、「have(持っている)」、「get(得る)」などの意味があります。

使役とは … 人に何かをさせることを表す文法です。日本語だと「~させる・~せる」という表現になります。例)書かせる、食べさせる、見させる

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それぞれの意味

それぞれの動詞には強制力の強さに違いがあります。以下のような順にまとめることができます。

make > have = get > let

make

相手に強制的に「~させる」という意味があります。

相手の意思に関わらずに無理やり何らかの行為をさせるというニュアンスがあります。行動させられている当人は、それをするかしないかの選択の余地がありません。

使役動詞の中で強制力が最も強い動詞になります。

次のような文の構造で使われます。

主語 + make + 目的語 + 原型不定詞

・He made me cry.
 → 彼は私を泣かせた。
・My mother made me clean my room.
 → 母は私に部屋を掃除させました。
・The loud noise made the baby wake up.
 → 大きな音で赤ちゃんを起きました。
・This song makes me feel happy.
 → この曲を聴くと幸せな気分になります。
・The boss made them work overtime.
 → その上司は彼らに残業をさせました。

have

当然のことを「~してもらう」という意味があります。

主語が相手にその行為を頼みますが、相手にそれをする義務があったり、当然するような状況であったりするときに用いられます。そのために、無理やりさせているのではなく、相手はその行為を自ら受け入れていることになります。

使役動詞の中で強制力が中程度の動詞になります。「get」と同程度の強制力になります。

次のような文の構造で使われます。

主語 + have + 目的語 + 原型不定詞

・The manager had the employees work late.
 → マネージャーは従業員たちを遅くまで働いてもらいました。
・She had her assistant send the email.
 → 彼女は秘書にそのメールを送ってもらいました。
・I had Tom fix my computer.
 → 私はトムにパソコンを直してもらいました。

「have + 物 + 過去分詞」の形で「(物)を~してもらう」という表現になります。

I had my car repaired.
 → 私は車を修理してもらいました。
・She had her hair cut.
 → 彼女は髪を切ってもらいました。
・We had the house painted.
 → 私たちは家を塗装してもらいました。

let

相手がやりたいこと許可してあげるために、「~させる・~させてあげる・~するのを許す」という意味があります。

相手はその行為を自らしたいと願っている状況で、行為の決定権は相手に委ねられています。実質、主語は相手に許可や容認している(ゴーサインを出している)だけになります。極力相手の気持ちに寄り添おうとしています。

使役動詞の中で強制力が最も弱い動詞になります。

次のような文の構造で使われます。

主語 + let + 目的語 + 原型不定詞

My mother let me go out with my friends.
 → 母は私を友達と出かけさせてくれました。
Please let me help you.
 → 私にあなたを手伝わせてください。
She let her son play video games.
 → 彼女は息子にゲームをさせてあげました。
My boss let me take the day off.
 → 上司は私にその日休みを取らせてくれました。
Let me think about it.
 → ちょっと考えさせてください。
Let me know.
 → 教えてね。
Let me think.
 → 考えさせて。

「let」を使ったさまざまな表現があります。以下に例をあげてみました。

「Let me see. 」について

直訳すると「(私に)見させて」という意味になりますが、「ええと…」「ちょっと考えさせて」「見せて」などの意味になり、さまざまな場面で用いることができる便利な表現です。

「Let it go. 」について

ディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌にもなったことでも有名なフレーズです。直訳すると「それを行かせる」という意味になりますが、「それを手放す」「放っておいて」「執着しない」「気にしないで前に進む」「何もしないでおく」などの意味になります。

「Let it be. 」について

1970年に発売されたビートルズの名曲のタイトルにもなっています。「成り行きに任せる」「そのままにしておく」という意味があり、「現状を変えずにそのままにしておきたいとき」や「どんなことがあってもそのまま受け入れたいとき」に使います。

「Let it go. 」と「Let it go. 」は似たような表現になりますが、「Let it go. 」が吹っ切るようなニュアンスがあるのに対し、「Let it be. 」は、その状態・状況を受け入れて見守るというニュアンスがあります。

get

相手にお願いをして協力を得てもらう必要があり、その結果「~してもらう」という意味があります。「get」の場合は相手の方が主導権を握っているといえます。そのために上記の3つの使役動詞とは多少性質が異なります。

使役動詞の中で強制力が中程度の動詞になります。「have」と同程度の強制力になります。

次のような文の構造で使われます。

主語 + get + 目的語 + to 不定詞(to +動詞の原形)

他の使役動詞とは異なり、目的語の後は「to 不定詞」になるので注意が必要です。

・I got my brother to help me.
 → 弟に手伝ってもらいました。
I got Tom to fix my computer.
 → トムにコンピューターを直してもらいました。
・Can you get John to call me?
 → ジョンに私に電話するよう頼んでもらえますか?
・I got my friend to drive me to the airport.
 → 友達に空港まで車で送ってもらいました。
・She got her husband to cook dinner.
 → 彼女は夫に夕食を作ってもらいました。

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まとめ

使役動詞強制力の程度意味
make強制
have当然・義務
let許可
get説得・依頼

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