概要
“very” “so” “too” は、いずれも「とても」を意味します。強調のために使われる英語表現です。このうち “very” “so” は意味が似ていますが、ニュアンスに微妙な違いがあります。”too” は他の2つと比べて明らかにニュアンスが違います。
この記事では、それらの使い分け方について解説します。
それぞれには次のような意味があります。
・very …… 客観的に伝える / フォーマルな表現
・so ……… 主観的に伝える / カジュアルな表現
・too …… 否定的な意味で使う
強調するための「とても」の英語表現は他にもありますが、この記事では、頻繫に使われる3つの単語について解説します。
「very」の使い方
意味:「とても~」
“very” は「とても」の意味で最も使われる強調表現です。この表現は客観的な意味で使われます。客観的なので、話し手・書き手の気持ちよりも、外的な要因ゆえに何かが強調されるような状況が生じていることを伝えています。
仕事や書類などのフォーマルな場面で使われることが多いです。
例文
This cake is very delicious.
(このケーキはとても美味しいです)
I’m very happy to see you.
(お会いできてとても嬉しいです)
She is very kind.
(彼女はとても親切です)
I am very grateful for your help.
(あなたの助けにとても感謝しています)
The weather is very nice today.
(今日の天気はとても良いです)
She speaks very quickly.
(彼女はとても早く話します)
“so” と比べて、感情はそこまで出ていません。客観的な事実を伝えたいときに使います。事実を冷静に丁寧に伝えようとしています。
「so」の使い方
意味:「とても~」「そんなに~」
“so” も「とても」の意味でよく使われる強調表現です。この表現は主観的な意味で使われます。主観的なので、話し手・書き手の気持ちが強く入った表現になります。
日常生活などのカジュアルな場面で使われることが多いです。
例文
This cake is so delicious.
(このケーキはとても美味しいです)
The movie was so interesting!
(その映画はとても面白かった!)
She is so kind.
(彼女はとても親切です)
It is so hot today.
(今日はとても暑いです)
The movie was so interesting that I couldn’t stop watching.
(その映画はとても面白くて、見続けずにはいられませんでした)
→ 「so ~ that …」構文です。「とても~なので…である」
例文を見てみると、”very” を使った場合よりも、話し手・書き手の気持ちがより入っていることが分かります。感情的に伝えようとしています。また、”so” を使うことによって、相手の共感を求めてもいます。
「too」の使い方
意味:「~すぎる」
“very” “so” などと比べて、”too” は否定的な意味合いで使われます。何かの状況や状態が過ぎてしまっていることに関して、ネガティブな感情を持っています。
度が過ぎて困っていたり嬉しくなかったりするときに使います。
例文
It’s too cold outside.
(外は寒すぎます)
The music was too loud.
(音楽がうるさすぎました)
This manual is too difficult for beginners.
(この説明書は初心者には難しすぎます)
She is too busy to meet us today.
(彼女は忙しすぎて私たちに会えません)
→ 「too ~ to …」構文です。「(あまりにも)~すぎて…できない」という意味です。
He was too late to catch the train.
(彼は遅すぎて電車に間に合いませんでした)
→ 上の例文と同じ構文です。
The bag is too heavy for me to carry.
(そのバッグは重すぎて私には持てません)
→ 上の例文と同じ構文です。さらに “too” と “to” の間に “for + 人” が入っています。
例文を見てみると、いずれも否定的な意味で使われています。ポジティブな意味では使われません。


コメント